個展「祈りの国」2018.2.6~17

自費出版写真集NOTEBOOK07 刊行記念個展「Faith of BUHTAN」
2/6火〜17土@東京・ふげん社
中央区築地1-8-4 築地ガーデンビル 2F
open:火〜金12:00〜19:00   土12:00〜17:00  定休日:日&月

*2/17土14:00〜トークイベント&クロージングパーティー
要予約→ TEL:03-6264-3665 MAIL:info@fugensha.jp

アクセス:
日比谷線「築地駅」3・4番出口より徒歩約5分
日比谷線「東銀座」5番出口より徒歩約5分
有楽町線「新富町駅」1番出口より徒歩約5分
以前、電通があったビルの隣、水炊き屋さん「新三浦ガーデン」のあるビルの2Fになります。

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飛行機の降り立つ先は、どの国もビルの建つ都市。
夜も明るいし、文明の利器におされた時代。似たような街の景色を見ます。
私は高校生の時に初めて海外へ行き、その時は見るもの全てに夢中になりました。
大人になって夢中になる感覚が薄れてきたけれどその時に感じた興奮を久々に呼び
覚ましたのはブータンでした。
 
3回、ブータンを訪れましたが、やはりどの外国とも違う印象を与えてくれます。
心が美しい国なんです。目に見えない美しいモノが独自の文化と暮らしの中で生き生き
と流れているのですが、これが霊性のある、なにか惹きつけられる魅力があるのを
感じられる国でした。
これから見習うべき在り方のようで。
聖山にある一番有名なお寺はトレッキングしないといけないのですが、その帰り道に
出会った20代後半の民族衣装にサングラスというイマドキの格好のブータン人男性は
「お寺には行かなかったけど1~2時間、この山で瞑想してたよ。もう夕方だから帰る
ところ。」と話してくれました。大企業がマインドフルネスを取り入れたりしている
けど、幸せの国ブータンの若者も瞑想しているぐらいだから、やはり人間にとって
静の時間って必要だなと再認識。写真は光と陰なのですが、光だけじゃ物足りない
のと一緒で何事もバランスが大切。
 
現地の人はたくさん歩いていて、近くの町まで3時間歩くとか、それが4000m級の山道
だったりして!日差しを浴びながら木々が茂る山道は、日本では聞かない美しい鳥の
鳴き声がしていました。
無い物ねだりの考えを私は恥じて、不便だけど、やはり都市にないものがある国でした。
ブータンでは「足るを知る」という言葉のとおりの思想で暮らしているのです。
 
東京での暮らしがもうすぐ人生の半分以上になってしまうので、都会の毒にまみれない
ように日々の意識が少しでも変わればと思い(笑)学校での勉強は嫌いだったけど、
社会見学さながらの旅は人生勉強だらけで、いつしか実技=旅は?(笑)好きになって
この歳でもまだ途中ですが、毎回、写真と旅は私を成長させてくれています。

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〒104-0045 東京都中央区築地1-8-4 築地ガーデンビル 2F
TEL:03-6264-3665 MAIL:info@fugensha.jp

アクセス:
日比谷線「築地駅」3・4番出口より徒歩約5分
日比谷線「東銀座」5番出口より徒歩約5分
有楽町線「新富町駅」1番出口より徒歩約5分
美味しい博多水炊きのお店「新三浦ガーデン」のあるビルの2Fになります。